家庭で排水が詰まった場合の症状

料理をし終わった際に食器を洗おうと思った時、排水口に水がうまく流れていかずに詰まっている状態になったことがあると思います。その詰まりの原因は実に様々ありますが、最も多いとされているのが油や洗剤の溶け残しによる弊害でしょう。特に油は排水管に付着してどんどん詰まりを引き起こしていってしまう原因になるので、なるべく直に廃棄しないようにすること、定期的に掃除するように心掛けるなどして対策していくことをおすすめします。直、食材の残りカスなどを誤って大量に排水の中に流してしまった場合には、できる限り早めに専用の洗剤などを利用して対処することが大切です。その他の排水詰まりの原因については、洗剤の溶け残りがある状態で、その残骸がいつまでも排水管を居座っている状態になっています。このような状態も直ぐに対処することが必要になるので、気になった際は熱湯を用意し、ゆっくりと排水口に中に流し込んでいってみてください。ただし、熱湯を使用する際は絶対に怪我をしないように注意し、丁寧に行っていくことが重要です。また、あまり長めに熱湯をかけてしまうとかえって故障の原因になってしまうこともある為、時間の目安としては1分程度流し込むくらいが丁度ベストとなります。

排水の悪臭原因と対策

自宅のキッチンやお風呂、洗面台など、様々な排水口の異臭に悩んでいる人も多いかもしれません。排水の悪臭原因には様々なものが挙げられますが、その1つがゴミ受けの汚れです。ゴミ受けに食べ風油などの汚れが付着して、それがぬめりとなって悪臭の原因になることがあります。そしてワントラップの取り付けが甘いケースもあるでしょう。しっかりと取り付けられていなければ下水の臭いが上がってきてしまいます。その他にも風水がなくなっていたり排水管にゴミが蓄積している、排水ホースと塩ビ管に隙間ができているなどのことが挙げられます。排水の悪臭の対策としては、まず大事に油をそのまま流さないことを心がけましょう。油は排水パーツに付着しやすいものであり、腐敗した匂いが発生します。フライパンやお皿などの油を出来る限り拭き取り排水口に流さないように気をつけましょう。そして臭いの元になる雑菌は熱に弱いことから、50度以上のお湯をかけることで菌が繁殖しにくくなります。しかし60度以上の熱をかけると排水管が溶ける可能性もあるため、60度までのお湯にすることが求められます。その他にもアルコール除菌スプレーをかけたりゴミ受けにアルミホイルを入れておくことも一つの手段です。

自分で出来る排水つまり修理

キッチンや洗面所など、自宅には複数の水回りがありますが長く使い続けていると、何らかの原因により排水つまりが発生してしまう可能性が高いです。通常排水詰まりは専門業者に依頼するものとイメージされている方は多いですが、軽度の詰まりであれば自分で対処できる場合もあるので対処方法を把握しておくことをおすすめします。自宅で排水つまりが起こる場所はキッチンや洗面台、お風呂場や洗濯機置場などが挙げられます。その中でもキッチンで起こりやすい、排水口から水が抜けるのが遅かったり、排水口に水が逆流してくるといった症状があるなら、排水口の内部油が詰ってしまっている可能性が高いので熱湯を流して油を溶かしてみる対処がおすすめです。熱湯の温度は60℃を目安にして、排水口の部品をすべて外した上でペットボトルなどで排水口に栓をしてお湯をシンクにお湯を溜め、シンクがお湯でいっぱいになったら一気に栓を抜けば排水口に勢いよく流れます。この勢いによってつまりの原因である油が徐々に剥離され、詰まりが解消されることが多いです。仕上げにパイプ洗浄剤を使用し、しばらく放置しておけば洗剤の効果が得やすいですし、最後に蛇口から水を1分間出しっぱなしにすれば完了です。

業者による排水つまり修理内容

排水つまりが起きた場合自分で対処しようと考えますが、実際のところ大変複雑であり思うようにいかず、逆に悪化させてしまうことがあります。水垢や食べかすなどを特殊な薬剤を使用して洗い流したとしても、その汚れの塊を流すことにより再びつまりが生じることも多いです。薬剤を使用する場合はつまりかけやつまってからではなく、つまる前に使用するのが基本となります。結果的に費用が高くなることがあるので、修理はプロに任せて自分でしない方が良いです。プロの業者による排水つまりは、まず症状を確認し、どこでつまりが生じているかを把握します。戸建ての場合は家の中だけでなく排水ますの確認をすることが多く、どの排水管で起きているかを把握しなくてはなりません。その後ドレンクリーナーやトーラーと呼ばれる道具を使用してまず油つまりや髪の毛などを取り除きます。排水管の長さや形状は家庭によって異なっており、熟練した技が必要となる作業です。ポンプを使用する場合は空気が抜けないように他の排水口をふさぐことも行っており、場合によってはトラップを外してつまりを取り除かなくてはなりません。つまりは目で確認することが難しく、どこで生じているのかはプロでないとわからないことです。解消したと思ってもまたつまってしまうことがあるので、自分でしない方が良く、プロに依頼をするようにします。